自律神経ってどこにあって、どんな働きをしているの?

自律神経の不調によって体調にさまざまな影響が出るということはなんとなくわかっていても、実際に自律神経がどんな場所にあって、どのような働きをしているのか正確に理解している人はあまり多くないでしょう。

 

まず自律神経がどこにあるのかということですが、自律神経は体の至る場所に張り巡らされています。

 

そして、交感神経と副交感神経という2つの神経の働きによって内臓や器官をコントロールしています。

 

たとえば、心臓が24時間365日休みなく血液を全身に送り出しているのも、血圧や脈拍が上がったり下がったりするのも、暑さや寒さに応じて体温を調節しているのも、すべては交感神経と副交感神経の働きによるものなのです。

 

ですから、自律神経の不調による症状は頭のてっぺんから足の先までどんな部位でも発症しますし、自律神経の働きを正常にすることができれば全身の症状が一度に治ることもあります。