肩こり

肩を形成する3つの骨とは何?

肩を形成する3つの骨とは何?

 

肩という骨はなく、一般的に腕(上腕)と胴を結合している部分の上面のことを「肩」と呼んでいる。
その肩エリアを形成するのは上腕骨と肩甲骨が関節を形成している「肩甲上腕関節(肩関節)」と肩甲骨と鎖骨が結合している「肩鎖関節」となり、骨で理解すると「上腕骨」「肩甲骨」「鎖骨」の3種の骨の組み合わせが肩を担っているというわけです。

では、肩を形成している3種類の骨の周りにある筋肉はと言いますと、外側に覆い被さるように「三角筋」と「僧帽筋」があります。そして、その下の肩甲骨にはたくさんの筋肉があります。肩を揉むという動作で触る筋肉は「僧帽筋」僧帽筋は範囲の広い筋肉なので肩を揉むときには上部だけしか触れていないということになります。
なので肩が凝ったときは上層部だけを表面的にもみほぐすだけではなく、根本的な部分から直していきましょう。

肩こりになりにくくするために普段の生活で心がけるべきこと

健やかな生活を送る

 

●健やかな生活を送る
基本的なことなのですが、運動・睡眠・バランスの良い食事が肩こりの予防。改善に繋がります。
運動でおすすめなのは、水泳です。肩周りの筋肉を動かして血行を良くするのには、肩甲骨を動かすことが大切なので最もおすすめしているのがクロールです。水泳が苦手な方は、肩甲骨を動かすストレッチなどを積極的に行うとよろしいでしょう。また、睡眠時間は1日6時間以上の睡眠を取って、筋肉の疲労回復のサポートもしましょう。食事については、栄養バランスを重視し、タンパク質やその季節にあった旬の食材を食べることをおすすめします。

 

姿勢を正す

 

●姿勢を正す
姿勢の悪さは肩こりの原因にもなります。また肩こりの原因だけではなく、姿勢が悪いだけで体全体的に悪影響を及ぼします。特に長時間のデスクワークやパソコン作業・スマホ作業は、首から背中にかけて筋肉に負担をかけます。デスクワークをしている方は1時間に1回は立ち上がり、歩いたり、伸びをするなどして筋肉の硬直をほぐすようにしましょう。
良い方法として、パソコンのモニターを目線と同じ高さか、目線より上にするのも良い方法です。