交感神経は血圧上昇の原因になる

交感神経と副交感神経は自律神経系ですが、血圧と自律神経系はとても深い関係にあります。

 

人の活動に血流が密接に関係するためですが、交感神経が優位の時は血管が収縮して血圧上昇し、副交感神経が優位の時は血管が拡張し血圧下降します。

 

また、交感神経は心身にストレスを感じた時にも優位になることがわかっており、たとえば寒い時に一気に血圧上昇が起こるのは寒暖差ストレスです。

 

人の生活にはさまざまな環境の変化があり、少なからず肉体的にも精神的にもストレスにつながるような変化は避けられません。

 

特に、まじめで緊張状態になりやすい性格の方は交感神経が優位になりやすく、日常的に血圧上昇が起こる可能性があるため、なるべく気を付けてください。

 

深呼吸をしたり、体の力を抜いてリラックスしたりするだけでも、副交感神経が優位になりやすくなるので、自分を労ってあげましょう。