交感神経と副交感神経のバランスが崩れた時、人はさまざまな不調を感じます。
交感神経が優位になりすぎている時の不調はさまざまありますが、頭痛や動機、口の渇きなどのほか、睡眠障害が主な症状です。
交感神経は休養や回復とは真逆の働きをする神経系なので、心身がずっとアクセルを踏み続け、満足に休めない状況が異常な状態です。
スポーツをしているなど明確な状況ならわかりやすいのですが、体はじっとしていても常に何かを考え続けていたり、ストレスや不安を抱えていたりすると交感神経は優位になります。
ただ、自律神経は脳の視床下部でコントロールされ、自分の意志で働かせることはできません。
自分でできることは、日中に活動して夜間は休息すること、バランスの取れた食事を1日3食摂ることです。
真面目で何事も頑張ってしまう方ほど交感神経が異常に働く状況になりやすいので、意識して対策を採ることが大切です。