交感神経からは2種類の伝達物質が分泌されます。
節前神経からはアセチルコリン、節後神経からはノルアドレナリンが分泌されるのです。
アセチルコリンは心臓にある受容体に結合して心臓の活動を抑制する働きや拍動が遅くなる働きがあります。
一方、運動神経と骨格筋の接合部でも受容されると、横紋筋が興奮して収縮させるのです。
ノルアドレナリンは集中力や判断力に影響します。
ノルアドレナリンが不足すると、やる気が失われ、無気力状態になるので注意が必要です。
一方、過剰に分泌されれば、血圧・心拍数が上がり、瞳孔が開くなど興奮しすぎることも少なくありません。
過大なストレスを感じる場合や緊張が高まるとノルアドレナリンの分泌が増えやすいです。
ノルアドレナリンが適量かつ適切に分泌されるよう、自律神経を整えることが大切です。
交感神経が優位になりすぎてお悩みなら、お気軽にご相談ください。