自律神経は、交感神経と副交感神経で2つに分類されており、それぞれの役割は相反するものです。
交感神経は日中起きて活動しているとき、一方の副交感神経は睡眠など休んでいるときに働きます。
つまり日中は交感神経の活動によって元気に動ける一方で、体力を消耗することで血圧も上昇して血管は傷んで免疫力も下がります。
夜間は副交感神経の活動ことによって気持ちや身体をリラックス状態に落ち着かせることで、血管は修復されて免疫力も高めるのです。
このように交感神経と副交感神経の動きをバランス良く切り替えていくことで、体調の維持と整えていくようになっています。
交感神経と副交感神経の役割は瞳孔の場合、交感神経は瞳孔を散大させて副交感神経は瞳孔を縮小させます。
心拍数と血圧は交感神経が心拍数を増やし、血圧を上昇させます。
一方、副交感神経は心拍数を減らして、血圧を低下させます。
交感神経は気管を拡張、副交感神経は気管を収縮させています。
交感神経は消化機能を抑えて副交感神経は消化機能を促進します。
このように相反した役割が大きな違いとなっているのです。
