私たちの身体は交感神経と副交感神経という2種類の自律神経によって、コントロールされています。
それぞれに役割があり、交感神経は活発に活動をするとき、副交感神経は睡眠時やリラックスするときに活動を活発化させます。
例えば、交感神経が優位になると心臓の心拍数は増え、脳の血管が収縮する、汗が出るといった一方で胃腸の働きは抑制されます。
これに対して副交感神経が優位になると心拍数は減り、脳の血管が拡張するとともに胃腸の働きが活発になっていきます。
しっかり眠れるときはお通じも快適であるのは、睡眠時に交感神経から副交感神経への切り替えがしっかり行われているためです。
過度のストレスや緊張状態が続くと交感神経を刺激し、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。
疲れているはずなのに夜に眠れないといった方は、交感神経に過度な刺激が加わっていないか生活を見直してみましょう。
