緊張モードのときは交感神経が優位になっている! 交感神経の役割と作用は

自律神経の一つ「交感神経」の作用についてお話をします。


自律神経を構成する交感神経は人を緊張モードに切り替える神経です。


日中は、交感神経が優位になるため活動的に過ごせます。


この交感神経は「闘争・逃走反応」を引き起こすための神経です。


生物が外敵に出会ったとき、闘うか逃げるかして自分の身を守らなければなりません。


そこで全力で逃走または逃走できるよう、心臓の拍動を早くして大量の血液を全身に送ってエネルギーを供給するのです。


私たちが緊張や恐怖を感じたときには交感神経がこのような反応を起こし、心拍数と血圧が上がる、相手がよく見えるよう瞳孔が大きくなる、手や足の裏が滑らないよう発汗させるなどの現象が起こります。


もしこれらの現象が起こらなければどうなるでしょう。


力が出ず危険な目に遭ってしまうかもしれないのです。


交感神経は、試験、スポーツの試合などで適度な緊張感を与え、高いパフォーマンスを発揮させます。


ただし頻繁に緊張やストレスを感じていると交感神経が過剰に働き過ぎ、身体に負担をかけてしまって良くないわけです。


ストレスでリラックスできない方は、交感神経が働き過ぎているかもしれません。


交感神経の緊張による頭痛、肩こり、不眠などは岸部カイロプラクティックまでお気軽にご相談ください。