激しい咳が出る気管支喘息の症状で悩む人は少なくありませんが、こうした病気も交感神経が関係しているとされています。
喘息は早朝や夜中に起こることも多くなっていますが、副交感神経は気道を狭くし、交感神経は逆に広げる働きがあるとされています。
それゆえ、副交感神経が活発になると、息切れなどの症状が出やすくなります。
副交感神経と交感神経の違いについても知っておきたいところですが、まず交感神経は、日中の活発な動作を行うのに必要な神経です。
心臓の働きも活発になり、血圧も上昇します。
これに対して、副交感神経はリラックスのための神経です。
就寝中は心臓の動きもゆっくりとなり、呼吸も深く遅くなります。
それゆえ、副交感神経が優位になる夜中や朝方は気管支喘息の症状も出やすい時間帯といえるでしょう。
強いストレスを感じているときは、交感神経と副交感神経のバランスも崩れやすいとされています。
