交感神経は、スイッチが入るタイミングがあります。
基本的には日中、心身が活動状態にある時にONになりますが、そのほかにも興奮した時や緊張した時、ストレスを感じた時などに優位になることがわかっています。
大昔、野外生活で身の危険を感じた時に回避するために発達した神経系と言われていて、現代でももちろんなくてはならないものです。
つまり、交感神経は決して悪いものではありませんので、不用意にスイッチがONにならないようコントロールすることが何より大切です。
交感神経がずっとONの状態では、夜眠れなくなったり、心身が休まらなかったりするため、抑制したいと考える方は多いでしょう。
ただ、基本的には抑制より、拮抗する副交感神経をONに導くほうが自然な形です。
自分ではなかなかうまく切り替えができない場合、カイロプラクティックで改善を促すことで、本来のバランスを取り戻すことが可能です。