自律神経と心臓の関係

心臓は体の中でも特に大事な臓器ですが、胸の痛みや動悸、息切れなどの症状に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

こうした症状があると、心臓病ではないかという心配も出てきます。

 

もちろん、心臓そのものに問題がある人もいますが、心臓は特に悪くないのに、動悸や息切れなどの症状が出る人もいるのです。

 

心臓が悪くなくても、気になる症状が出る人は自律神経が乱れている可能性があります。

 

自律神経には体を活動モードにする交感神経とリラックスモードにする副交感神経がありますが、交感神経が優位に心拍も増加し、血圧も上昇しやすくなります。

 

自律神経が乱れる原因では、精神的なストレスやオーバーワーク、過度の飲酒や喫煙、カフェインの取りすぎなどの乱れた生活習慣も考えられます。

 

自律神経が過度に活性化することは、心臓にも負担となりますので、副交感神経を優位にし、リラックスできる工夫もしていきたいところです。