自律神経の乱れは全身にさまざまな影響を及ぼしますが、寝つきが悪い、睡眠が浅い、よく眠れないといった不眠症状を訴える方も少なくありません。
精神的なストレスが原因だと考えられる場合には、寝る前に緊張を解き、自分に合ったリラックス方法を見つけることが効果的です。
例えば、ぬるめのお湯に長く浸かる、足裏や首筋のツボを押して血行を良くする、仰向けになって腹式呼吸をする、ホットミルクなどの温かい飲み物を飲むといった方法も神経の高ぶりを抑えて安眠を誘います。
また、自律神経を乱しやすい人には「こうしなければならない」という概念に縛られてしまう傾向があり、中には眠らなくてはいけないと思う気持ちがプレッシャーとなって余計に眠ることができなくなる方もいらっしゃいます。
そのような場合には「眠れなくても良い」と諦めることで気持ちが楽になり、かえって眠りやすくなることもあるので試してみると良いでしょう。
