自律神経と咳の関係

風邪の症状には鼻水や発熱などいろいろなものがありますが、特に咳はつらい症状の一つです。


通常の風邪であれば、回復すれば咳の症状も収まっていきますが、いつまでも咳が続くという場合は、気管支喘息など別の病気の可能性もありますので放置せず早めに診察を受けてください。


気管支喘息は早朝や夜中に咳が激しくなる傾向にありますが、この症状には自律神経が関係しているとされています。


昼間の活動時には交感神経が活発になり、気管支も広がるので咳は出にくくなります。


交感神経にはリラックスしているときに優位になる副交感神経もありますが、副交感神経が活発になると、気道が狭くなり咳の症状も出やすいとのことです。


気管支喘息の症状を鎮めるためには、アレルゲンを遠ざけることや、狭くなった気管を広げる薬の処方による治療などが効果が期待できます。