自律神経と音楽の関係は長年研究されており、精神や肉体を癒す音楽療法も開発されています。
注目できるのは、副交感神経に働きかけて交感神経とのバランスを整えてくれる点でしょう。
ストレスを解消し、認知症予防にも効果的だといわれています。
特にクラッシックは脳に良いとされ、研究の結果モーツァルトの音楽が脳を刺激し、自律神経を活性化させる効果が認められた実験もあります。
でもやはりおすすめなのは自分が心から聴きたいと感じる曲、好きな曲を、聴いたり、歌ったり、楽器で演奏したりすることでしょう。
自律神経のバランスが整うと、血行が促進され冷えが解消したり、睡眠の質が向上したりもします。
また音は脊髄を通じて脳を刺激し、高い音は延髄辺り、低い音は仙椎辺りを通じて自律神経にアプローチするといわれます。
好きな音楽を楽しむときには、背筋を伸ばし、全身で音を感じてみましょう。
